今日は9.11。

東日本大震災から5年半が経過したので、
神社でお参りし、亡くなった方々に祈りを捧げた。

私が震災後に苦しんでいた頃、
お世話になっている先輩社長から、
南三陸の丸平木材という会社の話をよく教えて頂いた。

一年以上休業しながら復活したこの会社は、
一年間売上がなくても社員の雇用を守り続けた。

強さの根っこには経営理念や、地域社会や山への感謝があったそうだ。
亡くなった方のご家族や、地域を守る思いも強かったことと思う。

根っこ作りの経営スタイルに目覚めたきっかけの1つは、
丸平木材のような会社から、事業を通じた社会貢献の意義を学んだことにある。

あの日に失ったものは多いけれど、
あの日がきっかけで生まれたものもある。

まちいろも、あの日があるから生まれた。

 

震災前まで自分はエイトレッドという会社で自社サービス開発に専念していて、
日本一のプロダクトにすることを本気で目指していた。
まだ市場で認知されていない段階で、みんな半信半疑な状態でも言い続けていた。

奇しくも私が辞めた半年後に、初めて国内シェアNo.1が達成され、
嬉しさと悔しさが入り混じった煮えきらない感じだった。

一度は離れたモノ作りが諦めきれずに、まちいろを設立した。

震災から5年半、まちいろ設立から3年2か月でようやく、
まちいろとしての自社サービスがローンチできる状態になった。

まちいろとしてはゼロをイチにするフェーズなので、
日本一にはまだまだだけど、
震災後の苦しさを乗り越えたという強さと、
何より会社や事業に対して社会的意義を持つことができた自信がある。

私自身、震災を乗り越えて、大好きなモノ作りができていることの
社会への恩返しは、
まちいろとして社会に役立てるサービスを作る日本一の会社にすることだと思っている。